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海中あれこれ



  今日は私がスキンダイビング(シュノーケーリング)で見た西表島の海中の様子を紹介します。
  画像クリック拡大、同定間違いはお許しを。





  リーフの外に出ると礁斜面しょうしゃめん があり急に深くなるのだけど 
  こうして振り返ってみると海の中に山があるようだ。
  珊瑚は土地を作る,土地の浸食を防ぐ、強い波を和らげる(生きた珊瑚は死珊瑚の倍以上の強度)自然の防波堤と言われるのがわかる。
  造礁珊瑚といわれる様々な珊瑚が付いている。

  これ、コブハマサンゴ(大きな山の様に盛り上がる珊瑚)かその近縁だと思うものに多くの珊瑚がついていたが 
  調べてみると大きな個体は数百年も生き続けており、骨格には木の様に年輪があるということだ。 
  そうしてそれを調べると過去の水温変化がわかる..なんだか凄い。

  ただ残念だったのは お山の右下や左下に写ってる白化現象。
  こんなに見事なものが...痛々しい。
  9月に入り台風も来たことで海水温も少しは下がり、ほっとしてることだろうか。
  

  スギノキミドリイシなどミドリイシ科の珊瑚の大群落。
  ここも...50%白化、酷い所は完全に辺り一帯死滅していた。
  一寸見には白と青紫の世界で美しく見えるだろうが 声無き白い叫びだ。
  私は海面から悲しい想いで見つめていた。
  生き物の死をこうも大量に見るのは何とも居たたまれない。
  どうかまた逞しく復活してほしいものだ。
  自然のサイクルの中で大量発生、消滅は繰り返すことかもしれないが
  その頻度が問題だと思う。
  自然淘汰されていき、環境にあった物が生き残って行くならいいが
  昨今は変化のスピードが速過ぎて消えてしまう物の方が多いのではなかろうか。
  せめて自然回復の邪魔にならない様に人間は努めねば。
  しかし複雑な社会の中で 自分が何をすべきかがわからない。
P1060329.jpgP1060327.jpg

  左側の巨大ゾウリムシは造礁珊瑚の仲間と違い ぽつんと転がっている。
  単体珊瑚の仲間のトゲクサビライシだと思う。私はこのクサビライシの仲間や単体珊瑚が大好きだ。
  浜に打ち上げられた死珊瑚はそれでも美しくて旅の思い出にピッタリだ。
  そうだ、クサビライシの仲間にはキュウリイシ、イシナマコなんて面白い名前もあった。
  私ならゾウリだのワラジも外せないネーミングだと思うのだが^^
  そして右、変わった文様だ。リュウモンサンゴに近いものだろうか。
P1060326.jpgP1060320.jpg


  悲しいことばかりではない。 よく見れば死んだ珊瑚の間にも小型の魚達はたくさん見られた。
  もっと本流の流れる沖に出れば魚の数は多いのかもしれない。
  しかしマクロ好きの私にはこういったものを探し出すのが堪らない。
  

P1060090.jpgP1060076.jpg


  一人でダイビングできる能力があればこういう水深でずーっと眺められるのだが。
  (本当は単独ダイブは勧められません。殆どの地域では単独ダイブは禁止され,タンクを貸してもらえない)
  名前ばかりのレスキューダイバーでスキルはへなちょこのままだ。
  ショップの団体行動では見たいものしたいことが余りに違い過ぎ足が遠のいてしまった。
  ダイブマスター取得など銀河系より遥か彼方の気分だ。
  だいたい 深くなり海中が暗くなってくると怖いのだ。駄目だ(><);
  けど海底洞窟の貝には興味があるw
  ...でも洞窟はもっと怖いw 
 (古いが うる星やつらのキャラ、閉所暗所恐怖症の面堂終太郎と同じだ)

  話しが脱線した。
  またニモことカクレクマノミたちだ。黒い小魚も共生していたが名前がわからない。黒白でパンダみたいで面白かった。
  共生しているイソギンチャクから逃げないので どうしても被写体に選んでしまう。
  イソギンチャクはハタゴイソギンチャクかなと思うのだが白と紫両方を見ることが出来たので 得した気分だ。
  こういったイソギンチャクやソフトコーラルは大きな個体が多く、
  荒れて来つつある海の中で頑張っていた。

  アクアリウムのブームでこういったソフトコーラルが驚きの値段で売買されている。
  アクセスしやすい場所だとどんどん根こそぎ採集されているようだ.小さなものまで。
  そう言ったことを聞くと増々ネット上では正確な場所は書くことは控えようと思う。
P1060168.jpgP1060334.jpgP1060335.jpg



  左は さながら草原の様に見えたが 見に行くと どうやら動物の触手のようだった。
  大きさは数メートルもあり見事なものだった。
  オオナガレハナサンゴなど珊瑚のものか、イソギンチャクの系統か触ってまで見なかったので今となっては私にはわからない。(こういうのは触らないに限る^^)
  右の写真は手前にイボイボのグレーがかったものが張り付いてるのがわかる。
  
 ある場所ではカタトサカやバラウネタケなどウミトサカの仲間が一面を覆い尽くす大群落を造り 死珊瑚上を埋め尽くしていた。
  あまりの見事さに非常に感動し、貝を探すのも忘れて楽しんだ。
  こんな規模のものは初めてだった。
  畳なら八畳以上の面積で生えている場所もあり、仲間に見せてあげたいと強く願った。
  が、この日はハウジングの調子が悪く水没の恐れがあったので海中写真を撮らなかったのが残念。

  *ウミトサカは動物。固い骨格の無いソフトコーラルの仲間。
  
P1060313.jpgP1060306.jpg

  
  海の中は毒のある生物も多く、毒も強いものが多い。
  先日 私が全身100カ所以上やられたイラモもそうだ。これはいまだに痒くステロイドを塗ってるのだが完治しない。(しかも最近はカユミが続いてアレルギーを起こしたのか 毎日 蕁麻疹があちこちに出る始末だ)
  そこで写真を写した毒のある二種を紹介しよう。
  P1060328.jpg
  これは極浅い所でも度々見かけた。
  珊瑚に見えるがこれは恐らくヒドロムシ類のアナサンゴモドキ?だろう。
  表面にポリープの出る穴が開いてないようだ。
  イシサンゴの中に混ざって生えていて体には共生藻もいるのだ。 
  広義では造礁珊瑚の仲間だ、ヒドロムシなのに...ふぅ~ん
  もちろん素手で触ってはいけない、刺すのだ。痛いよ,きっと

  しかし驚いてはいけない。なんと皆に愛される造礁珊瑚は全て毒を持つ。
  珊瑚同士は熾烈な生存競争を繰り広げショバ争いに余念が無いのだが
  隣の珊瑚を殺す攻撃もポリープの刺胞だ、そもそも餌を取る際ポリープで捕まえたプランクトンを毒で麻痺させているのだ。
  毒の程度に差はあれ 辺り全て毒だらけ...考えてみれば凄まじい。
  珊瑚の毒は弱いが中には火焔珊瑚などという水ぶくれが出来る程強いものもあるのでとにかく素手で触らないのが一番だ。

  
  P1060102.jpg
  毒のある物は逃げないことが多い。
  このハナミノカサゴ(これは幼魚)もそうだ。
  海のキャバ嬢のようにあでやかなのだが 毒を隠し持っている。
  フリフリで綺麗だが 知人のダイビングインストラクターは岩棚を覗き込んだ際に背びれで刺され 歩けなくなり緊急入院したのだ。
  

  ここで先日も述べた様に皆様にわからないものは触らないことを前提とし
  肌の露出は極力避け 全身を薄手のスーツ、グローブ着用をお勧めする。
  どうしても触りたい,私やそこの貴方の様な方には巨大ピンセットだ!
  (100%真面目に受け取らないで下さい。でも便利だ)
  これがあればグローブ越しでも触らない方が良さげなものでも つんつん確かめることも出来るし ちょっとしたカレントフック代わりになるのだ。
  流れがある場所でも珊瑚等に掴まり折りまくることも減るのだ。

  全身タイツ、巨大ピンセットと年々変なことになって行く私だが
  一般的なクラゲに刺される、わけわかんない物に刺される、日焼け、保温には劇的な安全性の向上を得られたのだ。
  それでも波に揉まれた際に珊瑚で膝上を擦った所が イラモに刺された時の様に腫れてしまった...お肌がデリケートなのだ(笑)



  

  海は(も)生物の宝庫。 お水に縁のない人、たまには海どうですか?
  タイドプールにグローブ、巨大ピンセット持参で遊びに行こう!
  ちなみに巨大ピンセット ハンズで千円前後だったか?先が曲がってる物は挟み難いです..










リンク先に入っています beachmollusc ひむかのハマグリ の管理人、元琉球大学の海洋生物学教授、山口先生の大学時代のホムペがまだ残っています。
ここは大変勉強になったので毎日覗いていたものです。
その中に海洋生物のことや珊瑚について書かれたもの等が残っています。
ご興味のある方は覗いてみて下さい。
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~coral/QandA1213.htm
http://www.cc.u-ryukyu.ac.jp/~coral/Welcome.html









  おまけ

  海上をざぶざぶ泳ぐ黒いUMA発見。 水しぶきをわざと立て、それをくわえて遊んでいるようだった。
  かなりの高等動物と思われる...
  P1060339.jpg


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